GSX LIFE

Rもいいけど、Sもいい。

チェーン、注油方法。

大した話ではないけど、やり方としては少数派だと思うので、気に入った人はぜひ。

 

それは、ハケぬり注油。

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チェーンにはベルハンマーを使っているけれど、これは通常のチェーンルブより粘度が低くサラサラです。

 

素晴らしいオイルですが、余分なオイルが飛び散り易いので、ハケで薄ぬりするのが丁度いいです。それにベルハンマーはチェーンルブより高価だし、スプレーでガンガン噴射してしまうともったいないです。ハケなら無駄なく使うことができます。

 

同じ方法でチェーン注油している人がいるかGoogle検索してみたら、とりあえず1人はいました。ハケ塗りはかなり少数派かも知れませんね。

 

ー GSX LIFE ー

 

 

 

 

2万キロでタイヤ交換

バイクを新車で購入して2年半。

 

タイヤの溝もそれなりに減ってきた。

 

都内通勤でブレーキ回数はめちゃくちゃ多く、わりとシビアな使い方。そんな条件で純正タイヤのダンロップD102は、約2万キロもつことが分かった。経済的で公道での性能も十分なタイヤだと思う。

 

今回、文京区水道にある「マッハ」というタイヤ専門店に頼むことにした。

 

今回は直接予約に伺ってみたけど、お店には駐輪スペースがないから、電話予約が良いかもしれない。予約時は希望のタイヤ銘柄やサイズを聞かれるので、予め決めておいてパッと答えられるようにしておくとスムーズ。カスタム車両は、作業できない場合もあるようだから事前に相談した方が良い。

 

1階はピット、2階に受付と待合スペースがあって暇つぶしに雑誌も置いてある。お店の人も親切で、価格も安いから人気がある。予約のスケジュールも直近の1週間くらいはビッシリ埋まっている様子だった。

 

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東京での雪事情

2月5日は23区でも、積雪の可能性が予想されています。

 

雪国の方々からすると、数センチの雪で何を大騒ぎしているんだ、と呆れてしまう話なのですが、これには東京ならではの理由があるのです。数センチでも影響が半端ないのです。

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例えば、ラッシュ時の電車は通常2、3分おきに来ますが、雪により少しでも本数が減ったり遅延しようものなら駅は殺人的な混雑となります。人が溢れかえり、駅に入る事さえ出来なくなる場合も。ほとんどの人は重要な仕事や約束があるでしょうから気が気ではありません。

 

またマンション住まいの人が非常に多く、スタッドレスタイヤの所持や管理も容易ではない環境です。田舎ならベランダに置くなどできたりしますが、そんなスペースさえなかったりします。またマンションに駐車場がないパターンや一時的にクルマを停めるスペースさえないマンションも多く、部屋からタイヤを持ち出して車に装着するまでを考えた時、それが現実的ではないと判断する状況もあります。そうすると有料でどこかに保管する必要が出てきます(そのような場所が沢山あれば良いのですが…)。ただでさえ、毎月数万円の駐車場代を払う中、さらに年に一度程度の雪のためにタイヤ保管代を一年中払うかどうかはかなり迷いが生じる部分です。東京にも雪国出身者がたくさんおられますが、彼らですらこのような生活環境ゆえに、その経験はなかなか生かせないのです。こうして問題となるのはノーマルタイヤのまま沢山のクルマが走ることです。

 

スタッドレスタイヤが無理で、それでも車に乗らざるを得ないのなら、保管が容易なチェーンを購入するのが現実的だと思います。そして、雪道でのノーマルタイヤは飲酒運転と同じレベルで絶対ダメだという意識を定着させなければならないのだと思います。

ライディングパンツ

AmazonにあるマルカワショップにてGROS(グロス)のライディングパンツ購入。

 

とても暖かそうなパンツだ。

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普段、大抵の服はLサイズを買うのだが、

Amazonのサイズ説明では、Lのウエストが74、L Lのウエストは78となっていて、やけに小さくない??と思い、どれを買ったらいいかかなり悩まされた。伸縮性があるにしてもLでは無理そうだと判断し、L Lにしてみた。

 

そうしたら…

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94から104って。おいおい。

完全にAmazonサイトの間違いじゃん。

 

LLでも履けないことはない。ウエストを含め全体的に余計なゆとりがあるものの、風でバタつくような作りではないし、膝を曲げた時に足首が出てしまう心配も全くない。

 

ただ、膝のポケットにプロテクターを装着するとプロテクター がやや下の方になり、ギリギリになってしまう。

 

とても良いパンツだけど、サイズにちょっとやられたな。

 

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ブレーキフルード交換、エア噛みの悲劇

GSX-S125も購入から2年以上ということで、ブレーキフルードを交換。

 

しかし、失敗してしまったぁ。

 

自分的には慣れた作業で、フロントブレーキに関しては、ほんの数分で完了。

 

ところがどっこい、リアブレーキの作業中にミスってしまい、もろにエア噛みさせてしまった。

 

これまで失敗したことが無かっただけに、対処方法に悩みまくりました。

 

状況としては、リアキャリパーのブリーダーバルブからのエア混入。

 

思いっきりエアが入ってしまい、ブレーキペダルはスカスカのスッカスカ。もはや圧もかからず、どんなにブレーキ踏んだってフルードが動かないから抜けない。

 

それにフロントとリアではブレーキホースの取り回しが違うから、とにかくエアが出にくい。

 

シリンジを使って逆流式なども試した。これで大丈夫かと思いきや、フルードは入れ替わったものの、肝心のエアが少しも排出されず、ブレーキペダルはスカスカのまま。

 

察するに、キャリパー内にエアが溜まっているのだろう。とはいえ目視で確認できないので、状況を頭でイメージするしかない。手こずるほどに悩まされる。

 

色々試すうちに、アイデアが出てくるもの。

自分なりに考えに考え、実際やってみて、ついに解決方法にたどり着いた。

 

それは簡単に言えば、注射器を使ってブリーダーバルブからフルードを吸い出すありきたりの方法なのだが、問題はやり方だ。

 

【準備した物】

ブレーキフルード1リットル以上(念のため、たくさんあると確実)。

②最低でも100〜200mlくらいのシリンジ(注射器)。引く部分が輪っか状のもの。一人でやる場合、この輪っかが重要なポイント。

③ホース1本(シリンジの先端とブリーダーバルブにハマる径のもの)

④ホースクリップやタイラップ。(ホースが外れたりエアーが入らないよう接続箇所をしっかり固定するために必須)。

⑤シリンジを吊るしておくS字フック。

 

ザッとこんな感じ。

 

【作業手順】

まずは、S字フックなどを使ってシリンジを吊るす場所を準備。エアは上へ向かうから、とりあえずキャリパーより高い場所が良い。

 

次に、シリンジにホースを取り付け、接続部が外れないようホースクリップで固定する(ここは途中で外したり付けたりする可能性があるのでホースクリップがベストだが、タイラップが数本あるなら面倒ではあるが代用は可能)。

 

このあとブリーダーバルブにもホースを接続させるので、あらかじめタイラップを輪っかにしておき、ホースに通しておくと良い(こちらはタイラップの方が都合が良い)。

 

次に、ブリーダーバルブにメガネレンチをかけておく。

 

さあ、ここからは慎重に。

 

ホースを取り付けたシリンジで新しいブレーキフルードを吸いあげホース中にしっかり満たす。シリンジ本体にも1cmか2cm満たす(このとき、ホース内にはフルードがしっかり満たされ、シリンジにも少しフルードが入った状態となる)。

 

そしてホース先端付近ををつまみ潰しながらホース内にエアが入らないような状態で、ホースの先をブリーダーバルブに接続。接続部はタイラップでしっかり固定してしまおう(ホースから漏れてしまうフルードがキャリパー周辺に付着したなら水で洗い流す。水の用意をお忘れなく)。

 

このブリーダーバルブへの接続の際にどうしてもホース内にエアが入るので、その場合、シリンジを高いところに持ち上げる。するとエアがじわじわシリンジ側に向かうはず。エアの動きが悪ければホースを刺激するといい。とりあえず、ホースに入ってしまったエアがブリーダーバルブに再び吸い込まれたりしない位置まで離せば問題ない。

 

ここまでできたら、S字フックにシリンジをかけておく(シリンジの引き手に輪っかがあるタイプなら簡単)。

 

それからリザーバータンクのキャップを開けておく。作業中リザーバータンクが絶対に空っぽにならないよう、補充用のフルードを十分に準備しておく(けっこうな量のフルードを使う可能性あり)。

 

そして、いよいよだ。

ブレーキペダルを手で押し下げた状態にしながら、メガネレンチでブリーダーバルブを軽く緩める。

 

するとブリーダーバルブからエアがブクブク出て、ホースに入っていきシリンジ側に向かうので、S字で吊り下げてあるシリンジも軽く引き、エア抜きをサポートする。エアーが順調に出ている限りシリンジは優しく引き続ける。

 

その状態でブレーキペダルをシュコシュコと何度も押し下げる。泡ぶくがどんどんホースに入っていくはずだ。同時にだんだん、ブレーキペダルに手ごたえが出てくる。

 

シリンジにエアとフルードが溜まり、シリンジの引きしろが限界に近づいたら、いったんブリーダーバルブをレンチで閉める。

 

ブリーダーバルブ側のホースはつなげたままにしておき、シリンジ側のホースを外す。そしてシリンジの中身を捨てる。再度、シリンジにホースを付けてバンドでしっかり固定し、同じ作業を泡が出なくなるまで繰り返す(もう絶対に泡が出ないと確信できるまでしっかりと)。

 

これでエア抜きは完了!

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参考の画像。

 

ちなみに最近のバイクはABSがついているので、エアー混入状態で、バイクのキーを回してスイッチONにしたり、あるいは走り出したりするとABSに不具合が出でしまう可能性があり、一筋縄ではいかなくなるのだとか。そこにも気をつけよう。

 

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