GSX LIFE

Rもいいけど、Sもいい。

GSX-S125の座り心地

S125でよく言われるのが、座り心地の悪さです。

 

いつの間にか着座位置が前にズレてくるとか、股間に体重がかかるとか、そんな具合の不快感です。

 

アップハンドル、ステップ位置、R125と共通のシート、これら3つの微妙なバランスが災いしているのだと思います。

 

その辺をカスタムする人もいるとは思いますが、今回は、誰でもすぐに試せる改善策を4つ挙げたいと思います。

 

①下着やズボンを変えてみる

今日は座り心地が不快だなぁと感じる場合、パンツやズボンに起因していることがままあります。実際、新しく買ったパンツやズボンがシートに合わず、不快感がMAXに達しライディング中に苦しみました。手持ちのズボンを幾つか試してみて、一番しっくり来る物を見つけると良いと思います。

 

②ストレッチしてから乗る

若い人なら大丈夫かも知れませんが、体が硬くなってしまうとライディングフォームが悪くなり座り心地も悪くなります。自分の場合、肩甲骨周り、胸、股関節のストレッチを重点的にやります。筋肉が本来の状態を取り戻し、自然なライディングフォームになるので、全体的にしっくり来るようになります。私にとってはこれが一番の方法で、座り心地もほぼ問題なくなります。体を痛めては本末転倒なのでYouTubeなどの専門家によるストレッチ方法を参考にしてやってます。

 

③タイヤの空気圧を調整する

フロントタイヤの空気圧が低下していたり、リアタイヤの空気圧が高めだったりすると余計に前傾姿勢になり、着座の不快感が増します。まずは、前後とも適正値にしっかり調整しましょう。もしそれでも不満があれば自分なりの空気圧アレンジを試します。もちろん極端な空気圧アレンジは危ないですが。

 

④チェーンの張りを適正にする

たるみが大きくなるとギクシャクして乗り心地が悪くなりますが、とりわけS125は座り心地が悪化する印象があります。以前より座っているのがツラいなぁと感じ、チェーンがたるんでいたら、そいつが犯人かもしれません。規定値は20mm〜30mmですが、私は20mm寄りに調整しています。いずれにしても規定値に従いましょう。

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以上、この4点でかなり快適になる可能性がありますので、S125乗りで座り心地に悩んでいる人は試してみてください。

 

(整備メモ)

S125 チェーン調整に使っているもの

・ラチェットハンドル(アクスルナット)

・ロングスピンナハンドル(アクスル緩める)

・19mmソケット(アクスルナット)

・17mmソケットかメガネレンチ(アクスル共回り防止に)

・トルクレンチ(アクスル締め付け65N・m)

・10ミリのスパナ(アジャスター)

・定規(あると便利)

・チェーンアライメントツール(あると便利)

リアタイヤを浮かせるスタンド(あると便利)

 

ーGSX LIFEー