GSX LIFE

Rもいいけど、Sもいい。

かっこいいライダー

先日、仕事中に歌舞伎町近くを歩いていると、Z900RSが停めてあった。

 

そばには持ち主であるライダーがいたが、白髪の男性だった。70歳くらいだろうか。

 

スラっとしており、フルフェイスを被ると走り出して去っていった。

 

素晴らしいのは、ファッションとライディングフォームだった。都会的かつ安全性のある装備、だらしなさが微塵もない姿勢。

 

フルフェイスを被ると、まさか白髪の70歳にはとても見えず、運転の上手な20〜30代といった感じ。

 

吹かしたり、かっ飛ばしたり、何かを主張するような仕草もなく、大人の雰囲気でサラリと去っていった。

 

ここ最近見たライダーの中では、もう一度見たいくらいのダントツのかっこよさだった。

 

 

GSX-S125の座り心地

S125でよく言われるのが、座り心地の悪さです。

 

いつの間にか着座位置が前にズレてくるとか、股間に体重がかかるとか、そんな具合の不快感です。

 

アップハンドル、ステップ位置、R125と共通のシート、これら3つの微妙なバランスが災いしているのだと思います。

 

その辺をカスタムする人もいるとは思いますが、今回は、誰でもすぐに試せる改善策を4つ挙げたいと思います。

 

①下着やズボンを変えてみる

今日は座り心地が不快だなぁと感じる場合、パンツやズボンに起因していることがままあります。実際、新しく買ったパンツやズボンがシートに合わず、不快感がMAXに達しライディング中に苦しみました。手持ちのズボンを幾つか試してみて、一番しっくり来る物を見つけると良いと思います。

 

②ストレッチしてから乗る

若い人なら大丈夫かも知れませんが、体が硬くなってしまうとライディングフォームが悪くなり座り心地も悪くなります。自分の場合、肩甲骨周り、胸、股関節のストレッチを重点的にやります。筋肉が本来の状態を取り戻し、自然なライディングフォームになるので、全体的にしっくり来るようになります。私にとってはこれが一番の方法で、座り心地もほぼ問題なくなります。体を痛めては本末転倒なのでYouTubeなどの専門家によるストレッチ方法を参考にしてやってます。

 

③タイヤの空気圧を調整する

フロントタイヤの空気圧が低下していたり、リアタイヤの空気圧が高めだったりすると余計に前傾姿勢になり、着座の不快感が増します。まずは、前後とも適正値にしっかり調整しましょう。もしそれでも不満があれば自分なりの空気圧アレンジを試します。もちろん極端な空気圧アレンジは危ないですが。

 

④チェーンの張りを適正にする

たるみが大きくなるとギクシャクして乗り心地が悪くなりますが、とりわけS125は座り心地が悪化する印象があります。以前より座っているのがツラいなぁと感じ、チェーンがたるんでいたら、そいつが犯人かもしれません。規定値は20mm〜30mmですが、私は20mm寄りに調整しています。いずれにしても規定値に従いましょう。

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以上、この4点でかなり快適になる可能性がありますので、S125乗りで座り心地に悩んでいる人は試してみてください。

 

(整備メモ)

S125 チェーン調整に使っているもの

・ラチェットハンドル(アクスルナット)

・ロングスピンナハンドル(アクスル緩める)

・19mmソケット(アクスルナット)

・17mmソケットかメガネレンチ(アクスル共回り防止に)

・トルクレンチ(アクスル締め付け65N・m)

・10ミリのスパナ(アジャスター)

・定規(あると便利)

・チェーンアライメントツール(あると便利)

リアタイヤを浮かせるスタンド(あると便利)

 

ーGSX LIFEー

 

 

 

 

 

 

 

 

秩父 天空のポピー

秩父は観光地として全国的な知名度は高くないですが、東京都民や埼玉県民にとっては日帰りでも泊まりでもサクッと気軽に楽しめるオアシスです。

 

私の場合、自宅から秩父市内までは約90キロくらいで、渋滞さえ回避できれば下道ツーリングにはちょうど良い感じです。

 

さて、秩父に到着して「道の駅ちちぶ」でお店の人とお話をしていると、牧場でポピーが咲いるとのこと。

 

確かに今頃ですねポピーは。すっかり忘れてました。そんなわけで、バイクで山を登って秩父高原牧場に向かいます。

 

秩父の観光地としてはそれなりに知られているのですが、いざ地元に行くと大々的な宣伝はしてない雰囲気ですね。

 

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到着すると、さすが秩父。バイク置き場がしっかり用意されていました。看板には「バイク置き場」としか書かれていませんが、この鉄パイプは恐らくチャリ置き場ですね。二輪全般に優しいエリアなのです。

 

受付で協力金みたいなお金を500円払います

係の人に聞くと、今年は6月4日までで、それを過ぎると花は刈り取ってしまうらしいです。

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昨年10月にもこの場所に来ましたが、やっぱ見晴らしが素晴らしい。ポピー越しの展望に心が癒されてしまいます。

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下側から見上げれば、空に向かって行くようなポピー畑。これもいい。

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やっぱり秩父はオアシスですね。

 

ナイスなスポットをいくつか調べておけば、秩父はとても楽しい観光ができるのでおすすめですよ。

 

-GSX LIFE-

 

 

 

 

 

冬のストレッチ

明日から2月。

 

東京近辺では、ほとんど雪が降らないため1年を通じてバイクに乗れるのは一つのメリットです。とはいえ1〜2月のライディングは、さすがに寒いです。

 

若い頃は何でもないことが、ちょっとずつ気になるようになります。年齢と共に寒さに対応しにくい体になっていくのを感じます。

 

ここ数年は、筋肉を柔軟に保つように意識しています。動かさない筋肉は固まってゆくので、もし放置し続けたら元に戻らなってしまいます。

 

筋肉が柔軟であれば、ライディングの身のこなし、快適性、疲労感が大きく違ってきますから、とにかく筋肉動かしましょう。冬場はとくに。

 

ーGSX LIFEー

 

 

 

 

 

 

 

オイルフィルターはデイトナ

〜オイルフィルター交換〜

 

デイトナ「オイル交換パーフェクトセット」のアドレスV125用(18058)をGSXに使ってみます

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これは、フィルター、Oリング、ドレン用ガスケットなど、一般的にフィルターと同時交換する部品がパーフェクトに揃ったセットで、Oリングに関してはフィラーキャップのパッキンまで入っています。

 

あえてアドレスV125用にする理由は、値引きが大きく、安いからです。

 

例えば、ヨドバシドットコムだとGSX-S125用(30973)は1190円。対して、アドレスV125用は854円。さらにAmazonの場合、安いときには556円なんてこともあるので、もはや仰天です。

 

ちなみに私の観察する限り、両者ともほぼ一緒。もしかすると微妙に違う可能性もありますが、経験上、問題なく使うことができます。

 

実際、キタコにもフィルターフルセットがありますが、キタコのフルセットはアドレスV125、GSX-S125共通となっているので、やはりこの2車種のフィルターやパッキンは同じと見て間違いありません。

 

ちなみにキタコのドレン用ガスケットは純正品と同じく潰れるタイプを採用しており、単品でも販売されているので、私はこのキタコのガスケットをまとめ買いしていますが、デイトナのフルセットのガスケットを使っても経験上、問題ないです。

 

ところで、デイトナのフィルターの印象ですが、わりと濾紙量が多いように見受けられ、フィルターとして優秀だと結論しました。

 

そんなわけで、品質と実売価格を考えたとき、デイトナのアドレス125用フィルターセットの右に出るものは多分ないでしょう。

 

ーGSX LIFEー

 

 

 

 

 

 

 

 

今年最後のツーリング

〜みんな大好き「国道299」を走って秩父へ〜

 

飯能市を貫いて秩父へ抜ける国道299号線

本格的なツーリングロードになるのは飯能市カインズホームがある交差点からだ。

 

その交差点をもって市街地エリアが終わると、ツーリングゾーンに突入した気分になる。ライダーたちのヤエー(ピースの挨拶)も賑やかになる。

 

今日はピースサインよりも、元気よく手を振ってくれるライダーが多く、人気ツーリングスポットらしい、楽しげな雰囲気に溢れている。

 

その上、空気は澄んでおり、色付いた木々も目を楽しませてくれ、言うことなし。

 

久保交差点から先は、美しい高麗川沿いをひたすら走ることになる。西武鉄道とも並走し、無人駅の雰囲気も相まって、なんとも風情がある。東京から遠くないのにいい味出してるのが、299の良さ。

 

山、川、鉄道。そんな田舎の風情を味わいながら大きいカーブを次々とクリアしてゆく。

 

そうこうしているうちに、旅のアクセントとなる正丸トンネルに突入する。トンネルの中で横瀬町に入り、抜けると並行する川は横瀬川に変わる。

 

間もなく、道の駅「果樹公園あしがくぼ」だ。

 

「果樹公園あしがくぼ」は、平日にも関わらず沢山のライダーで賑やか。

 

埼玉と東京のライダーたちは、秩父に入る前にとにかく「あしがくぼ」に立ち寄るのだ。

 

こういう場所では、ヘルメットを脱いだタイミングで隣のライダーに「こんにちは〜」なんて挨拶だけでもしておくと、向こうからも話しかけてくれることもある。

 

今日はたまたま住んでいる市が一緒だというライダーと楽しく話させてもらった。最初に挨拶してあったこともあり、ナンバープレートをチラ見して話しかけてくれたのだ。

 

一期一会

 

お互いに「じゃあ気をつけて」の一言で別れる。ほんのり温かな気持ちになり再びバイクを走らせる。

 

ちなみに、道の駅ばかり目が行きがちだが、「果樹公園あしがくぼ」というネーミングのとおり、近隣の山には果樹園がたくさんあり、季節毎のフルーツ狩りが楽しめる。

 

さすがにソロツーの今日はフルーツ狩りはしないが。

 

道の駅からさらに足を伸ばし、ポピーで有名な秩父高原牧場に初めて行ってみた。

 

もちろん今はポピーの季節ではないが、素晴らしい景色を眺められる。

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空が青く、草原が広がり、最高だった。f:id:mymsic:20221031204724j:image

一人だけど一人ではない、そんなソロツーリングが味わえるのも人気の299のおかげ。

 

再び市街地まで戻ると、ほんのり温かいツーリングもおしまいだ。

 

もう少しツーリングのハッピーな気分を味わいたかったが、名残惜しいくらいがちょうどいいのかな。

 

半日の気分転換。行けてよかった。

 

ーGSX LIFEー